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月別アーカイブ: 2025年10月

【実績紹介】コンクリート混合流体ライン配管改修工事

皆さんこんにちは!

 

愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っている

株式会社Clear、更新担当の富山です。

 

 

 

【実績紹介】コンクリート混合流体ライン配管改修工事

〜耐摩耗性を徹底追求したR配管+硬質ゴムライニング施工〜


🏗 東証プライム上場企業様からの直案件

 

今回ご紹介するのは、東証プライム上場企業様(エンドユーザー様)からの直案件として施工した、
「コンクリート+水の混合流体ライン配管改修工事」です。

現場はコンクリートプラント。
このラインでは、骨材を含んだコンクリートスラリーが高圧で配管内を流れています。
しかし、このような流体は非常に摩耗性が高く、特に曲がり部(エルボ)での摩耗・腐食が深刻でした。


⚠️ 問題点 ― “1ヶ月で穴が開く配管”

お客様によると、通常の鋼管では
早ければ1ヶ月、長くても半年でエルボに穴が開く」という状況でした。

原因は明確でした。
コンクリート中の砂や砕石などの微細な粒子が、流速によってエルボ内面に衝突・摩耗を繰り返すこと。
これにより、金属表面が短期間で削られてしまっていたのです。

一般的な補修では単なる交換や肉盛り補修で済ませるケースもありますが、
根本的な解決には至りません。そこで当社では、
配管設計の見直し+内面処理の高耐摩耗化という二段構えの改修を提案しました。


💡 改修コンセプト ― “流体の衝突をいかに和らげるか”

 

改修設計のポイントは次の3つです。

1️⃣ 配管ルートの変更
既設ラインを活かしながら、流体の流れを極力スムーズにするルートへ再設計。

2️⃣ 曲がり部を緩やかなR配管に変更
従来の鋭角エルボを緩やかなカーブ形状にすることで、
流速変化と衝撃エネルギーを緩和し、摩耗を減らす。

3️⃣ 内面硬質天然ゴムライニングの採用
流体と直接接触する内面に硬質ゴムをライニングし、
骨材の衝突エネルギーを吸収・分散。金属母材を保護。

このライニング処理は外注協力会社による専門加工。
施工前には膜厚検査・密着試験を実施し、品質を保証しています。


🧰 製作工程 ― 精密な溶接と検査体制

製作段階では、配管内面に余分なビードや段差が出ないよう、
全周TIG溶接+内外面研磨仕上げを実施。

仮組時には実際の取付角度・フランジ位置を確認し、
現場据付後のズレや応力集中を防ぐため、ミリ単位の精度管理を徹底しました。

仕上げ塗装はプラント環境に合わせたエポキシ系防錆塗装を採用。
下塗り・中塗り・上塗りの3層構造で、屋外・湿潤環境下でも長期防錆が可能です。


⚙️ 据付工事 ― 機器を生かしたリニューアル

既存の大型機器(モーター・架台・ホッパーなど)は全て再利用し、
最小限の停止時間で工事を完了。

限られたスペースの中で配管ルートを組み直すため、
現場での微調整加工・溶接・ボルト位置修正なども行いました。

施工時には安全帯使用・足場点検を徹底し、
上部作業員と下部作業員が常に声掛けを行うなど、安全第一の体制を維持しました。


✅ 結果報告 ― 半年経過後も摩耗・腐食ゼロ!

 

施工から半年後、エンドユーザー様より次のご連絡をいただきました。

「点検したところ、まったく摩耗も腐食も見られません。」
「以前は交換サイクルが短く、維持費が大変でしたが、今回は非常に安定しています。」

このお言葉をいただいたとき、
私たちの“現場力と提案力”が評価された瞬間でした。


🔧 今回のポイントまとめ

 

  • 課題:エルボ部の摩耗・短寿命(最短1ヶ月で穴開き)

  • 対策①:ルート変更+緩やかなR配管設計で流速を抑制

  • 対策②:内面硬質天然ゴムライニングで衝撃吸収

  • 結果:半年経過でも摩耗・腐食なし、交換頻度を大幅低減


🌟 施工を終えて

 

今回の改修では、単なる「部品交換」ではなく、
現場の課題を根本から分析し、設計で解決するという姿勢を徹底しました。

流体の性質、摩耗のメカニズム、材料特性を理解したうえでの施工こそ、
私たちの強みです。


💬 おわりに

 

プラント設備・配管ラインは、見えない部分ほどトラブルが多いもの。
しかし、「少しの工夫」で設備寿命は大きく変わります。

弊社では、設計から製作・塗装・据付・試運転まで一貫対応可能。
各種耐摩耗・耐腐食対策のご提案も行っております。

📩 「配管の摩耗・腐食でお困りの方」
ぜひ一度ご相談ください。現場に最適な解決策をご提案いたします。

 

 

 

次回もお楽しみに!

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配管工事と環境への配慮

皆さんこんにちは!

 

愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っている

株式会社Clear、更新担当の富山です。

 

 

配管工事と環境への配慮

テーマ:持続可能な未来を支える配管工事の取り組み


近年、世界中で「地球温暖化」「資源枯渇」「廃棄物問題」といった環境課題が深刻化しています。

こうした背景の中で、建設業界や配管業界にも「環境に配慮した工事」が求められる時代がやってきました。


実は、配管工事は水やエネルギーの消費、資材の生産と廃棄など、環境に大きな影響を与える分野のひとつです。

そのため、業界では「環境負荷を軽減する取り組み」が急速に進んでいます。

今回は、配管工事の現場でどんな工夫や技術が取り入れられているのか、詳しくご紹介します!


✅ 1. エコ素材の利用でCO₂削減

 

配管工事で使用する素材は、製造・輸送・廃棄の段階で大量のエネルギーを消費し、CO₂を排出します。

そこで注目されているのが、「環境負荷の低い素材」の活用です。

  • ポリエチレン管
    軽量で施工が容易、耐久性も高く、リサイクル可能な優れた素材です。腐食にも強いため長寿命で、交換頻度を減らせる=資源消費を抑えることができます。

  • ステンレス管
    耐腐食性に優れており、再利用・リサイクルがしやすい点が評価されています。廃棄時にも資源として再利用可能で、資源循環の要となっています。

  • PVC管(塩ビ管)の進化
    近年は製造工程での省エネ化が進み、CO₂排出量を従来より大幅に削減できるようになっています。

ポイント:
素材の選択ひとつで、工事の環境負荷は大きく変わります。

施工業者は「耐久性」「再利用性」「製造時の環境負荷」まで考慮した資材を選定する必要があります。


✅ 2. エネルギー効率を高める配管設計

 

配管は「流れ」を扱う設備。エネルギー効率を改善する設計は、省エネのカギです。

  • 断熱配管の導入
    給湯配管に断熱材を使用することで、熱損失を大幅にカット。これにより、ボイラーや給湯器の稼働を減らし、CO₂排出を削減します。

  • 省エネ型水流設計
    配管の曲がり角や勾配を最適化し、水やガスの流れをスムーズに。ポンプや加圧機の負荷を軽減できるため、消費電力を削減できます。

未来型の事例:
近年はCADやBIMを活用して、施工前に流体シミュレーションを実施。

最もエネルギー効率の高い配管ルートを設計する取り組みが進んでいます。


✅ 3. 廃材のリサイクルで資源循環

 

工事現場では、金属くずやプラスチック片などの廃材が大量に発生します。

これらを適切に分別・リサイクルすることは、資源循環型社会を実現するための重要なポイントです。

  • 現場での徹底分別
    鉄・銅・ステンレスなどの金属系、プラスチック系、断熱材などを分け、リサイクル率を高めます。

  • 産廃削減プログラム
    メーカーや施工業者と連携し、廃材を再生資源として再利用する取り組みが増えています。


✅ 4. 水資源の有効活用

 

水不足や異常気象の影響で、水の使い方にも配慮が必要です。

配管工事では、水資源の循環利用に貢献できるシステム導入が進んでいます。

  • 雨水利用システム
    屋根で集めた雨水を、トイレ洗浄や植栽への散水に利用。上水の使用量を減らし、コスト削減にもつながります。

  • グレーウォーター循環
    洗濯やお風呂で使用した水を処理し、再利用するシステム。特にホテルや大型商業施設で導入が進んでいます。


✅ 5. 未来に向けた挑戦

 

配管業界は、ただ「水やガスを通す」だけでなく、都市のサステナビリティを支える役割を担っています。

  • グリーンビル認証への対応
    LEEDやCASBEEといった環境性能評価で、高評価を得るための設備設計が求められます。配管はその重要な項目です。

  • スマートシティへの貢献
    IoTと連携し、水流や圧力、漏水をリアルタイムで監視するスマート配管システムが登場。都市全体で水資源とエネルギーの最適化を図る取り組みが進行中です。


✅ まとめ

 

配管工事は、私たちの生活を支えるだけでなく、「未来の地球を守る仕事」でもあります。

エコ素材や省エネ設計、廃材リサイクル、そしてIoTを活用した次世代システム――こうした取り組みは、持続可能な社会の実現に欠かせません。


環境への配慮は、もはや選択ではなく必須条件。

配管工事の現場では、こうした意識と技術革新がこれからさらに加速していくでしょう。

 

 

 

次回もお楽しみに!

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