-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
皆さんこんにちは!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っている
株式会社Clear、更新担当の富山です。
今年の夏も、現場では例年通り“盆工事”の繁忙期を迎えました。
今回は、某プラント内で行った不要配管6ラインの撤去工事と、
蒸気配管のバイパス工事の様子をご紹介します。
これらの作業は、来年予定されている新規配管の敷設工事に向けた、
重要な準備工程でもあります。
今回の現場は、工場の心臓部ともいえる生産ライン付近の配管設備。
経年により使用を終えたラインを安全に撤去し、
新たな系統を確保するためにバイパスルートを構築しました。
限られたスペースの中での作業だったため、
クレーン・高所作業車・溶接・玉掛けなど、
複数の職種が連携する現場となりました。
まずは、不要になった配管6ラインの撤去からスタート。
既設配管が複雑に入り組んでおり、周囲の稼働設備を傷つけないよう、
1本ずつ慎重に切断・吊り下げていきます。
📸 写真①

配管が縦横に走る工場内。既存ラインの取り外し準備を進めている様子。
📸 写真②

クレーンでの吊り作業。安全帯・誘導員・合図者が連携しながら慎重に動かします。
📸 写真③

外部ラインの撤去シーン。日差しの強い中、クレーンで長尺配管を慎重に移動。
撤去後は、新しい動線を確保するためのバイパス配管を施工。
蒸気配管は圧力・温度ともに高いため、溶接精度が求められる工程です。
📸 写真④

既設配管の位置を確認しながら、新しいラインを仮付け中。
📸 写真⑤

高所での合わせ作業。配管勾配や寸法のズレが出ないように微調整を重ねます。
📸 写真⑥

室内ではアーク溶接による接続作業。火花が飛び交い、職人の集中力が光ります。
📸 写真⑦

溶接後、フランジ部の締付け確認中。トルクレンチでしっかり固定。
📸 写真⑧

バルブや継手の取り付け完了。ラインの接続部を最終点検する作業員たち。
📸 写真⑨

完成したバイパスライン。溶接部・ボルト部ともに美しい仕上がりです。
真夏の工事現場は、気温だけでなく配管や金属の熱も加わり、
作業環境はまさに“灼熱”。
それでも安全第一で進められるのは、
現場チーム全員の連携と経験があるからこそ。
溶接・据付・玉掛け・クレーンオペレーターが一体となり、
一つの配管を仕上げていく光景は、まさに“職人のチームワーク”そのものです。
今回撤去した6ラインのスペースには、
来年、新たな配管敷設が予定されています。
そのための準備工事として、
今回のバイパス配管は“未来の配管ルートを守る”重要な役割を果たします。
次回の工事では、今回確保したスペースを活かし、
より効率的でメンテナンス性の高い新ラインの設置を行う予定です。
今回の盆工事は、単なる撤去や改修ではなく、
来年の新しい設備を見据えた布石工事でした。
目に見えないところで、確実に未来の生産ラインを支える準備が進んでいます。
そして、そのすべてを支えているのは、現場で汗を流す職人たちの技術とチームワークです。
この夏も安全第一で、次の現場へ――🌞🔩
次回もお楽しみに!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
![]()
皆さんこんにちは!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っている
株式会社Clear、更新担当の富山です。
〜耐摩耗性を徹底追求したR配管+硬質ゴムライニング施工〜
今回ご紹介するのは、東証プライム上場企業様(エンドユーザー様)からの直案件として施工した、
「コンクリート+水の混合流体ライン配管改修工事」です。

現場はコンクリートプラント。
このラインでは、骨材を含んだコンクリートスラリーが高圧で配管内を流れています。
しかし、このような流体は非常に摩耗性が高く、特に曲がり部(エルボ)での摩耗・腐食が深刻でした。


お客様によると、通常の鋼管では
「早ければ1ヶ月、長くても半年でエルボに穴が開く」という状況でした。
原因は明確でした。
コンクリート中の砂や砕石などの微細な粒子が、流速によってエルボ内面に衝突・摩耗を繰り返すこと。
これにより、金属表面が短期間で削られてしまっていたのです。
一般的な補修では単なる交換や肉盛り補修で済ませるケースもありますが、
根本的な解決には至りません。そこで当社では、
配管設計の見直し+内面処理の高耐摩耗化という二段構えの改修を提案しました。
改修設計のポイントは次の3つです。
1️⃣ 配管ルートの変更
既設ラインを活かしながら、流体の流れを極力スムーズにするルートへ再設計。
2️⃣ 曲がり部を緩やかなR配管に変更
従来の鋭角エルボを緩やかなカーブ形状にすることで、
流速変化と衝撃エネルギーを緩和し、摩耗を減らす。
3️⃣ 内面硬質天然ゴムライニングの採用
流体と直接接触する内面に硬質ゴムをライニングし、
骨材の衝突エネルギーを吸収・分散。金属母材を保護。


このライニング処理は外注協力会社による専門加工。
施工前には膜厚検査・密着試験を実施し、品質を保証しています。
製作段階では、配管内面に余分なビードや段差が出ないよう、
全周TIG溶接+内外面研磨仕上げを実施。
仮組時には実際の取付角度・フランジ位置を確認し、
現場据付後のズレや応力集中を防ぐため、ミリ単位の精度管理を徹底しました。


仕上げ塗装はプラント環境に合わせたエポキシ系防錆塗装を採用。
下塗り・中塗り・上塗りの3層構造で、屋外・湿潤環境下でも長期防錆が可能です。
既存の大型機器(モーター・架台・ホッパーなど)は全て再利用し、
最小限の停止時間で工事を完了。
限られたスペースの中で配管ルートを組み直すため、
現場での微調整加工・溶接・ボルト位置修正なども行いました。
施工時には安全帯使用・足場点検を徹底し、
上部作業員と下部作業員が常に声掛けを行うなど、安全第一の体制を維持しました。

施工から半年後、エンドユーザー様より次のご連絡をいただきました。
「点検したところ、まったく摩耗も腐食も見られません。」
「以前は交換サイクルが短く、維持費が大変でしたが、今回は非常に安定しています。」
このお言葉をいただいたとき、
私たちの“現場力と提案力”が評価された瞬間でした。

課題:エルボ部の摩耗・短寿命(最短1ヶ月で穴開き)
対策①:ルート変更+緩やかなR配管設計で流速を抑制
対策②:内面硬質天然ゴムライニングで衝撃吸収
結果:半年経過でも摩耗・腐食なし、交換頻度を大幅低減

今回の改修では、単なる「部品交換」ではなく、
現場の課題を根本から分析し、設計で解決するという姿勢を徹底しました。
流体の性質、摩耗のメカニズム、材料特性を理解したうえでの施工こそ、
私たちの強みです。

プラント設備・配管ラインは、見えない部分ほどトラブルが多いもの。
しかし、「少しの工夫」で設備寿命は大きく変わります。
弊社では、設計から製作・塗装・据付・試運転まで一貫対応可能。
各種耐摩耗・耐腐食対策のご提案も行っております。
📩 「配管の摩耗・腐食でお困りの方」
ぜひ一度ご相談ください。現場に最適な解決策をご提案いたします。
次回もお楽しみに!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
![]()
皆さんこんにちは!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っている
株式会社Clear、更新担当の富山です。
テーマ:持続可能な未来を支える配管工事の取り組み
近年、世界中で「地球温暖化」「資源枯渇」「廃棄物問題」といった環境課題が深刻化しています。
こうした背景の中で、建設業界や配管業界にも「環境に配慮した工事」が求められる時代がやってきました。
実は、配管工事は水やエネルギーの消費、資材の生産と廃棄など、環境に大きな影響を与える分野のひとつです。
そのため、業界では「環境負荷を軽減する取り組み」が急速に進んでいます。
今回は、配管工事の現場でどんな工夫や技術が取り入れられているのか、詳しくご紹介します!
配管工事で使用する素材は、製造・輸送・廃棄の段階で大量のエネルギーを消費し、CO₂を排出します。
そこで注目されているのが、「環境負荷の低い素材」の活用です。
ポリエチレン管
軽量で施工が容易、耐久性も高く、リサイクル可能な優れた素材です。腐食にも強いため長寿命で、交換頻度を減らせる=資源消費を抑えることができます。
ステンレス管
耐腐食性に優れており、再利用・リサイクルがしやすい点が評価されています。廃棄時にも資源として再利用可能で、資源循環の要となっています。
PVC管(塩ビ管)の進化
近年は製造工程での省エネ化が進み、CO₂排出量を従来より大幅に削減できるようになっています。
ポイント:
素材の選択ひとつで、工事の環境負荷は大きく変わります。
施工業者は「耐久性」「再利用性」「製造時の環境負荷」まで考慮した資材を選定する必要があります。
配管は「流れ」を扱う設備。エネルギー効率を改善する設計は、省エネのカギです。
断熱配管の導入
給湯配管に断熱材を使用することで、熱損失を大幅にカット。これにより、ボイラーや給湯器の稼働を減らし、CO₂排出を削減します。
省エネ型水流設計
配管の曲がり角や勾配を最適化し、水やガスの流れをスムーズに。ポンプや加圧機の負荷を軽減できるため、消費電力を削減できます。
未来型の事例:
近年はCADやBIMを活用して、施工前に流体シミュレーションを実施。
最もエネルギー効率の高い配管ルートを設計する取り組みが進んでいます。
工事現場では、金属くずやプラスチック片などの廃材が大量に発生します。
これらを適切に分別・リサイクルすることは、資源循環型社会を実現するための重要なポイントです。
現場での徹底分別
鉄・銅・ステンレスなどの金属系、プラスチック系、断熱材などを分け、リサイクル率を高めます。
産廃削減プログラム
メーカーや施工業者と連携し、廃材を再生資源として再利用する取り組みが増えています。
水不足や異常気象の影響で、水の使い方にも配慮が必要です。
配管工事では、水資源の循環利用に貢献できるシステム導入が進んでいます。
雨水利用システム
屋根で集めた雨水を、トイレ洗浄や植栽への散水に利用。上水の使用量を減らし、コスト削減にもつながります。
グレーウォーター循環
洗濯やお風呂で使用した水を処理し、再利用するシステム。特にホテルや大型商業施設で導入が進んでいます。
配管業界は、ただ「水やガスを通す」だけでなく、都市のサステナビリティを支える役割を担っています。
グリーンビル認証への対応
LEEDやCASBEEといった環境性能評価で、高評価を得るための設備設計が求められます。配管はその重要な項目です。
スマートシティへの貢献
IoTと連携し、水流や圧力、漏水をリアルタイムで監視するスマート配管システムが登場。都市全体で水資源とエネルギーの最適化を図る取り組みが進行中です。
配管工事は、私たちの生活を支えるだけでなく、「未来の地球を守る仕事」でもあります。
エコ素材や省エネ設計、廃材リサイクル、そしてIoTを活用した次世代システム――こうした取り組みは、持続可能な社会の実現に欠かせません。
環境への配慮は、もはや選択ではなく必須条件。
配管工事の現場では、こうした意識と技術革新がこれからさらに加速していくでしょう。
次回もお楽しみに!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
![]()
皆さんこんにちは!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っている
株式会社Clear、更新担当の富山です。
〜配管工事におけるトラブル事例とその対策〜
テーマは【配管工事でよくあるトラブルとその予防・対処法】について。
配管工事は、建物や施設の「ライフライン」を担う重要な工種です。しかし、どれだけしっかり工事を行っても、使用環境や時間の経過により、さまざまなトラブルが発生してしまうことがあります。
本記事では、実際の現場でよく見られるトラブルの種類とその原因、そして確実に対応・予防するための具体策を解説します。
配管トラブルの中でも最も頻発するのが「漏水」です。
水漏れは建物の構造体を劣化させるばかりか、電気系統への影響やカビの発生など、二次的な被害も引き起こします。
接合部の締付け不足や溶接不良など、施工時のミス
パッキンの摩耗、腐食による経年劣化
地震や振動、荷重による物理的変形や破損
定期点検の実施:配管ルートの接合部、分岐部、見えにくい箇所も含めて定期的にチェックします。
防錆対策:金属管には防錆塗料を使用し、腐食による穴あき・漏水を防止。
早期の処置対応:初期のにじみや異音を放置せず、早期発見・早期修繕を心がけることが重要です。
とくに排水管に多いのがこの「詰まり」。
日常的に発生しやすく、異臭や逆流、浸水といった深刻な被害にもつながる厄介なトラブルです。
髪の毛、油、食べかすなどの異物の堆積
配管内部に**スケール(汚れのこびりつき)**が蓄積
勾配不足や配管のたるみ、逆勾配などの設計ミス
月1の定期清掃:特に浴室やキッチンなどは意識してこまめな清掃を。
適切な勾配設計:設計段階で、排水がスムーズに流れる傾斜を確保しておくこと。
配管洗浄剤の使用:中性のパイプクリーナーなどを定期的に流して、内部をリフレッシュ。
金属管を使う現場では特に注意したい「腐食」。
見えない場所で進行していることが多く、気づいたときには破損寸前というケースも少なくありません。
湿気の多い環境(地下、浴室周辺、外気に面した部分)
酸性物質や塩分を含んだ空気に長期間さらされること
露出配管が雨・風・紫外線で直接ダメージを受けること
防錆塗料やテープ巻きでの保護施工を徹底
PVCやステンレス製の耐食性素材の活用(環境により適材適所)
断熱材・保護カバーの併用で結露や外的影響を防ぐ
換気や空調で湿度管理を徹底(特に地下ピットやメーター室)
定期点検のルーティン化
→ 月単位・年単位で配管の状態をチェックし、異常を早期発見。
使用者への意識づけ
→ 入居者や従業員に「詰まりやすいものを流さない」など注意喚起を行う。
履歴管理の徹底
→ どの配管にいつ工事や補修をしたのかを記録することで、対応がスムーズに。
配管工事は「見えないけれど、ずっと使い続けるインフラ」です。
だからこそ、施工後のアフターケアと、トラブルを見越した対策がとても大切。
今回ご紹介したような【漏水・詰まり・腐食】は、日々の点検・管理・ユーザーの意識で防ぐことができます。
トラブルを「起きてから直す」のではなく、「起きないように備える」こと。これが配管工事の真の技術力です。
次回もお楽しみに!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
![]()
皆さんこんにちは!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っている
株式会社Clear、更新担当の富山です。
~採寸から製作・取付まで、約1年にわたる大規模プロジェクト~
今回ご紹介するのは、地元の基幹産業を担う【新日鐵の新設工事】です。
私たちのチームが担当するのは「配管工事」全般。
採寸から始まり、配管の製作、現場での取付までを一貫して行う長期プロジェクトで、工期はなんと約1年に及びます。
工場の心臓部とも言える設備に関わる仕事であり、責任感と誇りを持って取り組んでいます。
まずは現場の全景です。

広々としたスペースに仮設の照明や資材が整然と配置され、工事の舞台となる空間が整備されています。
床には養生シートが敷かれ、安全第一で作業できる環境を整えています。
次に工場での配管製作の様子です。

一つひとつのパイプは図面通りに切断・加工され、溶接によって精密に仕上げられます。
この段階で少しでも誤差があると、現場での取付に支障が出るため、職人の経験と技術が光る重要な工程です。
完成に近づいた配管の姿がこちら。

L字やT字に加工されたジョイント部分は、現場でスムーズに取り付けられるように考慮され、耐久性と精度の両方が求められます。

製作した配管はそのままでは使用できません。
内部を丁寧に洗浄し、油分や金属片などの不純物を取り除きます。
これにより、工事完了後のトラブルを未然に防ぎ、長期にわたって安定した稼働を実現します。


現場に搬入された配管は、天井部分へと慎重に取り付けられていきます。
すでに敷設されている電気ケーブルや設備と干渉しないよう、事前のシミュレーションと現場での微調整を繰り返しながら進めます。

実際に高所作業車に乗り、配管を取り付けている職人たちの様子です。
ヘルメット・安全帯を完全装備し、安全管理を徹底しながら一つひとつの工程を丁寧に進めています。
「スピード」と「精度」を両立させるのは簡単なことではありませんが、そこに職人のプライドが表れています。
新日鐵の新設工事は、地元にとって大きなプロジェクトであり、私たちにとっても誇りある仕事です。
採寸 → 製作 → 洗浄 → 現場設置
という流れの中で、正確さと安全性を第一に、チーム一丸となって取り組んでいます。
約1年かけて完成するこのプロジェクトは、地域産業を支える重要な基盤づくり。
今後も定期的に施工実績をご紹介し、ものづくりの現場の裏側をお届けしていきます✨
次回もお楽しみに!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
![]()
皆さんこんにちは!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っている
株式会社Clear、更新担当の富山です。
今回は、「配管工事の流れと施工管理のポイント」について解説します!
今回のテーマは、現場でもっとも重要と言っても過言ではない「施工の流れ」と「管理のポイント」について。
配管工事と一口に言っても、その裏には緻密な段取りと管理体制が必要不可欠。
建物の心臓部をつくるような重要な作業ですから、1つひとつの工程を丁寧に、確実に進める必要があります。
それでは、さっそく見ていきましょう!
配管工事は、設計から完成検査までいくつもの工程を経て成り立っています。
以下に、その基本的な流れを段階ごとに解説します。
まず行うのが「計画」と「設計」です。
建物の用途や構造、配管が通る空間の状況をしっかり確認し、水・空気・ガスなど用途に応じた配管ルートを設計します。
重要なのは「効率よく、かつメンテナンスしやすい配置にすること」。
また、法令や安全基準(建築基準法や消防法など)を満たしているかもチェックしなければなりません。
設計図が完成したら、次は使用する配管資材や継手(ソケット、エルボ等)、支持金具、断熱材、溶接材料などを手配します。
ステンレス管・鋼管・塩ビ管など、使用する配管材料は現場の用途によって異なります。
材質の選定ミスは後々のトラブルにつながるため、しっかりとした見積りと発注管理が求められます。
施工前の準備も非常に重要です。
・作業エリアの整理整頓
・工具・資材の搬入計画
・作業員への安全教育(KY活動やヒヤリハットの共有)
・近隣への挨拶や騒音対策
安全な環境が整って初めて、スムーズで高品質な施工が実現できます。
いよいよ配管の敷設工事です。
配管ルートに沿って管を仮設置し、必要に応じて切断・加工・溶接・接着などの処理を行います。
ボルト接合、フランジ締結、溶接(TIGやアークなど)などの技術も求められます。
建物の階層によっては足場や高所作業車、クレーンなどを活用して、安全かつ正確に配管を配置します。
配管工事が完了したら、実際に水や空気、ガスなどの流体を流してテストを行います。
・耐圧試験
・水圧試験
・気密試験
などを実施し、漏れや異常がないかを確認。
また、必要に応じて第三者機関や施主立ち会いのもとで検査が行われます。合格すれば、晴れて施工完了です!
配管工事はただ配管を敷くだけではなく、「安全・品質・進捗」をしっかりと管理することが大切です。
ここでは、その中でも特に重要な3つの管理ポイントを紹介します。
配管工事は高所や狭所での作業が多く、また溶接やガスの取り扱いなど危険を伴う作業も含まれます。
そのため以下のような安全対策が求められます:
安全帯(フルハーネス)の着用
酸欠や中毒の危険がある場所での換気・監視体制
作業前点検(KY活動・指差呼称)
重機や火気の使用ルール厳守
現場の安全意識を高く保つことが、ゼロ災害の第一歩です!
配管の耐久性・信頼性を確保するには、施工精度の高さが求められます。
・溶接部の外観検査
・超音波探傷検査(UT)や放射線検査(RT)
・支持金具の配置確認
・断熱材の密着確認
など、配管の寿命や性能に直結する部分は特に重点的にチェックします。
工期がタイトな現場では、スケジュール管理も重要。
工程表に沿って、各日ごと・各工程ごとの進捗確認を行い、
万が一の遅れがあれば、資材調整や人員配置の見直しなどで迅速にリカバリーします。
天候や他業種との調整も重要な要素です。
配管工事は、設計から施工、検査まで多くのステップと専門知識を必要とする工種です。
「ただ配管をつなげるだけ」ではなく、安全・品質・スピードの三拍子がそろってはじめて良い工事が実現します。
施工管理は、現場を“生き物”のように捉えながら、日々細やかに対応していく技術とチームワークがカギになります。
次回もお楽しみに!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
![]()
皆さんこんにちは!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っている
株式会社Clear、更新担当の富山です。
今回は某工場様向けに製作した 水濾過タンク のご紹介です。
タンクは水処理設備において重要な役割を担うため、内部の腐食防止や外装の耐久性をしっかり確保する必要があります。
今回はその制作工程を、写真とともに解説していきます!
まずは大口径の鋼管を切り出し、加工するところからスタートします。
この段階で数ミリの精度がズレると、後工程や現場据付に影響が出るため、細心の注意を払いながら作業を行います。
📸【写真1】鋼管を加工中の様子

次に、フランジや脚部を取り付け、タンクの形にしていきます。
溶接部は圧力や水漏れに直結するため、熟練の技術者が丁寧に作業します。
📸【写真2】組立途中のタンク

タンク内部は常に水が通るため、腐食防止のために 防食塗装 を施します。
黒く仕上がっているのが防食塗装済みの部分で、内部をしっかりと保護しています。
📸【写真3】塗装後の内部

📸【写真4】フランジ部品の塗装

📸【写真5】タンク内部に取り付けた部材

内部塗装が終わると、次は外装の仕上げです。
白いサフェーサーを吹き付けて下地を整えた後、耐久性の高い塗装を施していきます。
📸【写真6】仕上げ前のタンク

最終的に青く塗装されたタンクが完成しました!✨
現場に据え付けられ、実際に稼働している様子を見ると達成感もひとしおです。
📸【写真7】工場に据付完了したタンク

水濾過タンクは、工場の生産活動を陰で支える 縁の下の力持ち です。
内部の防食塗装から外装の仕上げまで、どの工程も一つひとつ確実に行うことで、長期間安定して稼働できる製品に仕上がります。
今後も、安全で耐久性のあるタンク制作を通じて、お客様の工場運営をしっかりサポートしていきます!
次回もお楽しみに!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
![]()
皆さんこんにちは!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っている
株式会社Clear、更新担当の富山です。
配管工事の種類と特徴を徹底解説!
今回のテーマは、**「配管工事の種類と特徴」**です。
普段はあまり意識することのない配管工事ですが、実は用途や設置場所によってさまざまな種類があり、それぞれ特徴や施工のポイントが異なります。
建物のライフラインを支える重要な要素ですので、ぜひ最後まで読んで理解を深めてください!
配管工事と一口に言っても、その用途は多岐にわたります。
代表的なものは次の4つです:
給水配管工事
排水配管工事
ガス配管工事
空調配管工事
それでは、一つひとつ詳しく見ていきましょう!
給水配管は、建物に水を安全かつ安定して供給するための工事です。
家庭用のキッチンやお風呂、オフィスビルのトイレや給湯室など、あらゆる場所で利用されています。
特徴とポイント
素材:腐食しにくい銅管やステンレス管、最近では耐久性に優れたポリエチレン管も採用されています。
圧力管理:水圧が強すぎると機器に負担をかけ、弱すぎると使い勝手が悪くなるため、適正な圧力調整が必要です。
漏水防止:給水トラブルは生活に直結するため、施工の精度が求められます。
メリット
清潔で安全な水を供給できる。
住宅やビルの価値を維持する重要設備。
デメリット
配管の劣化による水漏れリスク。
定期メンテナンスが必要。
排水配管は、使用済みの水や生活排水を建物の外に排出するための配管です。
排水トラブルは、悪臭や詰まり、漏水などの原因となるため、設計・施工の精度がとても大切です。
特徴とポイント
傾斜の確保:水がスムーズに流れるよう、一定の勾配が必要です。
素材選び:耐腐食性に優れた塩ビ管(VP管)や鋳鉄管を使用します。
メンテナンス性:清掃口を設け、メンテナンスがしやすい設計が重要です。
メリット
清潔な生活環境を維持できる。
詰まりを防ぐための工夫で長寿命化可能。
デメリット
傾斜不良や配管内の油脂詰まりでトラブルになりやすい。
ガス配管は、都市ガスやプロパンガスを家庭や工場に供給するための工事です。
キッチンや給湯設備のほか、製造ラインで使う工業ガスなどにも対応します。
特徴とポイント
安全性第一:ガス漏れは重大事故につながるため、施工には国家資格が必須です。
点検と試験:施工後は漏洩検査を行い、安全を確認します。
耐震対策:地震での破損を防ぐため、フレキシブル配管を採用するケースも。
メリット
快適な生活に欠かせないガス供給が可能。
効率の良いエネルギー源として重宝。
デメリット
高度な技術と資格が必要。
法令による制約が多い。
空調配管は、冷暖房や換気設備のための配管です。
ビルや工場など大規模な施設では、空調設備が建物全体に張り巡らされており、省エネ性と快適性の両立がポイントになります。
特徴とポイント
冷媒配管・ドレン配管:エアコンの冷媒ガスや結露水を処理するための専用配管が必要です。
断熱性:冷媒配管には結露防止のための断熱施工が必須。
メンテナンス性:後からアクセスできる設計が重要。
メリット
快適な室内環境を維持。
省エネ性の高いシステムが導入可能。
デメリット
初期工事コストが高め。
配管ルート確保が難しい場合がある。
配管工事は、建物の「見えないインフラ」を支える重要な仕事です。
給水・排水・ガス・空調…どれも生活や産業に欠かせない役割を持っています。
次回もお楽しみに!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
![]()
皆さんこんにちは!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っている
株式会社Clear、更新担当の富山です。
今回は、地元の製鋼会社で実施した配管工事をご紹介します。
この案件は、材料調達 → 配管ルート設計 → 採寸 → 製作 → 取付まで、当社がトータルで担当しました。
製鋼業界の設備は、高温・高圧の流体を扱うため、配管には「強度」「耐久性」「精度」が求められます。
まさに技術と経験が問われる現場でした。
製鋼会社では、生産効率を維持するため、配管設備の安定稼働は必須。
今回の工事は、老朽化した配管の入れ替えと、新しい工程ラインへの接続が目的でした。
作業スペースは限られ、周囲には稼働中の設備も多く、**「正確かつスピーディに」**が最大の課題です。
溶接後は必ず内部状態を確認します。
TIG溶接によるきれいなビードがしっかり出ています。
こうした内部精度が、後の漏れ防止に直結します。
📸 写真①:配管内部の美しいビード確認

限られたスペースで効率よく作業するため、部材を整理しながら手順を確認。
安全第一で作業環境を整えます。
📸 写真②:施工前の配管と部材準備の様子

複雑な設備の間を通すため、ルート選定が重要。
1mmのズレが後工程に影響するので、慎重に組み込んでいきます。
📸 写真③・④:限られたスペースで作業中のスタッフ


工場の天井裏で配管を固定。安全帯や親綱を使用し、墜落防止対策を徹底しました。
📸 写真⑤:高所でのボルト固定・吊り支持の施工風景

仕上がりをご覧ください。
美しい配管ライン、しっかりとした支持構造。見えない部分までこだわるのが当社のモットーです。
📸 写真⑥:完成した配管の取り付け状態

高品質なTIG溶接で強度と気密性を確保
振動対策を考慮したサポート構造で、長期間の安定稼働を実現
施工後の内部洗浄で異物混入や詰まりを防止
限られたスペースでも効率よく施工できるルート設計
製鋼工場は「止められない現場」。
工事中も操業が続くため、安全管理とスピード、そして正確さが最優先でした。
スタッフ全員が緻密な計画をもとに、短期間で仕上げるために尽力しました。
今回の工事も、予定通り無事故で完了しました!
お客様からは「施工精度が高く安心できる」「現場対応が迅速で助かった」と高評価をいただきました。
当社は、これからも確かな技術と経験で、産業の現場を支え続けます。
次回もお楽しみに!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
![]()
皆さんこんにちは!
愛知県東海市、名古屋市を拠点に配管工事を中心に様々な工事を行っている
株式会社Clear、更新担当の富山です。
今回は、私たちが現在手掛けている現場のひとつ――某水処理場向けの配管製作の様子をお届けします!
水処理施設では、安全性・耐久性・精度すべてが求められるため、私たちもいつにも増して緊張感を持って取り組んでいます。
写真とともに、製作のこだわりや現場の雰囲気を感じていただければ幸いです。

ご覧ください!
工場内にずらりと並んでいるのは、今回製作中のSUS(ステンレス)製配管たち。
酸にも強く、腐食にも強いステンレスは、水処理施設における定番素材です。
これだけの本数が並ぶと、まるで「配管の行進」みたいですね(笑)
一本一本の長さ、角度、フランジ位置はすべて図面通りにミリ単位で管理され、
溶接・切断・仮組まで、各工程で徹底した品質管理を行っています。

もう一枚のお写真では、熟練の職人によるフランジ溶接作業中の様子が写っています。
この作業では以下のような要点が求められます:
溶接ビードの均一さ
フランジの歪み防止(温度管理がカギ)
気密性の確保(特に流体を扱うため非常に重要)
この日は、特にTIG溶接を使用し、美しいビードを心がけながら丁寧に仕上げています。
写真では見えませんが、裏波溶接や内面の酸洗いまでしっかり行っております。
水処理施設の配管は、いわば「縁の下の力持ち」。
人目に触れることはありませんが、都市の水循環を支える大切なインフラ設備です。
少しでも施工精度が甘ければ、漏水や腐食、運転トラブルにつながるため、
一本一本の仕上がりに対して一切の妥協はできません。
私たちは「安心して使える配管を届ける」という使命のもと、
日々こうした地道な作業に真摯に取り組んでいます。
現在もこの水処理場向けの配管製作は進行中!
現場と連携を取りながら、納期・品質ともにベストな状態でお届けできるよう、全員で励んでおります。
今後も、現場の様子や製作工程、技術の紹介など、ブログで発信していきますので、
ものづくりの裏側や配管の仕事にご興味のある方は、ぜひチェックしてみてください!
それでは、次回のブログもお楽しみに♪
📌ステンレス配管/産業用配管/水処理施設向け特殊加工のご相談も随時受付中です。
愛知県東海市、名古屋市などお近くの方はぜひお気軽にお問い合わせください!
次回もお楽しみに!
![]()